積み重ねた薩摩の歴史を辿る 島津家博物館
世界文化遺産にも登録されている、
島津家の博物館・尚古集成館リニューアルにおいて、
サインや展示グラフィックのデザイン。
たくさんの島津家の歴史資料と向き合いながら、
建築家や学芸員さんと協働しながらの展示リニューアル。
建物自体が歴史的なものとして、
石造と木造のあらわしが美しい建築空間。
以前はカーテンで覆われていた窓ですが、
今回のリノベーションで、自然光が入るようにしたことが、
方向性としては、とても大きな特徴。
現存する最も古い工場建造物の特徴を生かすことに。
紫外線を防ぐフィルムを外側の窓に施し、展示物の配置にも工夫を。
とても明るく、美しい建築空間へと。
産業遺産を象徴する、機械類がドンと鎮座。
ゾーンサインは、産業らしさを意識し、H鋼を活かしたサインに。
あらためて、 目の前の世界を、未来を、変化させようと、
積み重ねた薩摩の歴史を、感じることができる。
ぜひ、薩摩の歴史を学びに、尚古集成館へ。
































credit
- producer
- HIROSHI NISHIMURA(WORK VISIONS)
- architecture
- HIROYA KOBIKI
- art direction / design
- YUTA KUBO(TSUZUKU)
- photo
- KEISUKE ONO